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田代歯科医院ブログ 歯周病関連の最近のブログ記事

原因除去を主体とした矯正治療

  10/11日10/12月、Changing trends in ORTHODONTIC Treatment 筋機能的アプローチの新しい治療と診断手順の紹介-第4回 Dr. Chris Farrell講習会-に参加しました。場所は東京の四谷にある主婦会館プラザエフで行われました。とても上品な町でした。歯列不正の原因が遺伝だけでなく、軟組織の機能異常(口呼吸、異常嚥下、舌癖)であるということがとても新鮮でした。歯周病治療で原因の除去を叩き込まれた私には、とてもスムーズに頭に入ってきました。非常にシンプルなTRAINER SYSTEMで改善している多くの臨床例を見て感動しました。また講習会でたくさんの先生と知り合うことが出来てとても有意義でした。私も原因除去を主体とした矯正治療を実践していきます! 

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筒井昌秀先生メモリアル講演会

 9/5(土)9/6(日)、福岡アクロスにて筒井昌秀先生のメモリアル講演会が開かれました。日本おける歯周治療・インプラント治療・歯周補綴治療に関しての第一人者の先生方が10人参集されました。どの先生も昌秀先生に対する想いが伝わってくる熱い講演でした。私は天国の院長先生が「人生は瞬く間。お互い切磋琢磨しながら、一つになって、淡々と生きていくように。」とささやいてくれたような気がしました。

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第14回 スタッフセミナー ワンランク上の歯周病の説明

 昨年の11月に行われた第13回のスタッフセミナーに引き続き、7/4土の午後を休診させていただいて、当院の衛生士さん2人と第14回のスタッフセミナーに参加しました。 セミナーのテーマは「ワンランク上の歯周病の説明-エビデンスに基づく視覚資料の使用-」でした。4~5人の班に分かれて、横田教授の講義のすぐ後に、小班の先生たちが講義に関してのフィードバックをしてくれるという形態でした。これを何度も繰り返しました。今までにないスタイルの講義だったので、とても新鮮で記憶に残りました。また講義に関する資料もファイルにして配布されたので、多忙な開業医としては非常に助かりました。講義後は、歯周病科の外来で山型ブラシ(ペリテクト)の実習を行いました。久しぶりに九州歯科大学の歯周病科の外来に行きました。とても懐かしく、自分が勤務している頃を思い出しました。当時の新病院でとても広々としていましたが、どことなく機械的でした。旧病院は狭いながらも和気あいあいとしていたので、急に広くなると、人口密度が減少してなんとなく寂しい感じがしました。でも今は、新病院もかなり人間味が随所に現れてきていました。

横田教授をはじめ医局の皆さんどうもありがとうございました!

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JACD夏の例会

6/28(日)株式会社ヨシダ九州支店(福岡営業所)にてJACD夏の例会が開催されました。当日の演題と発表者を紹介します。

開会の辞 JACD会長 上田 秀朗 先生

1.「症例発表を通じて学ぶこと ~臨床家として新たな成長のために~」
 坂田 輝之 先生  座長 吉田 健 先生
2.「包括歯科臨床を考えて~ポステリアバイト・コラスプを伴う一症例~」
 任 順興 先生  座長 倉田 芳孝先生
3.「包括歯科臨床 道半ば・・・」
 倉田 豊 先生  座長 山田潤一 先生
4.「歯周治療に魅せられて
   ~先入観・固定観念を打破してくれた症例~」
 田代 芳之  座長 三橋 哲哉 先生
5.「私の歯内療法
   ~がんばれば、誰でもできるエンドを追求して~」
 舩津 雅彦 先生  座長 木山 洋 先生
6.基調講演
「咬合療法の概念に基づく歯科矯正臨床への取り組み
   ~患者本来のカタチに近づけるために~」
  小川 晴也 先生

閉会の辞 JACD副会長 国賀就一郎先生

実は今回初めて、JACDの例会で発表させていただきました。
私は、昌秀先生の前で一度も発表することが出来ませんでした。
今回は、「今までやってきたこと」「これからチャレンジすること」を            
発表をしました。ちょっと力が入りすぎて、時間をオーバーしてしまいました。
天国の院長先生、大目に見てくださいね。                           また、親父のことも宜しくお願いします。                          一緒に飲みに行ったり、ゴルフを楽しんでください。
私もいつかそちらに行きますので、その時まで待っていて下さい!
それまでは、後ろを振り向かず、前を向いて歩いていきます!

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6月上田塾例会

 6/25(木)、上田塾の6月例会がありました。最初に総会があり、浅尾先生が引き続き上田塾の会長をあと2年継続することになりました。いろいろと大変だと思いますが、会員一同協力しますので宜しくお願いします。その後酒井先生の基調講演がありました。演題は"歯内療法の失敗を防ぐための術式について"でした。根管治療を大きく生活歯と失活歯の2つに分類して、さらにそれぞれの症例に応じて懇切丁寧に解説していただきました。ともかく基本に忠実で、経年的レントゲン写真による事実の積み重ねは、非常に説得力があり、歯科医師としての先生の信念を感じることが出来ました。歯内治療・歯周治療は歯科医療の根幹であることを再認識しました。次回の上田塾は7/23(木)です。矢野先生の基調講演の予定です。

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第27回 日本顎咬合学会学術大会

 6/20(土)、6/21(日)東京国際フォーラムにて第27回 日本学咬合学会学術大会に参加してきました。上田塾からは、一般口演14題、ポスター発表1題、テーブルクリニック2題の発表がありました。発表者と演題を紹介します。                                                   一般口演                                                      インプラント治療を考える                                            ーコーンビームCTを活用した術前診査・診断についてー 白土 徹先生                 インプラント治療を考える                                            ー上顎臼歯部における骨量不足への対応ー 大塚浩司先生                       インプラント治療を考える                                            ー骨形態を考慮した埋入方法ー 石本 圭先生                               インプラント治療を考える                                            ー前歯部インプラントにおける解剖学的リスクファクターについてー 森裕之先生            インプラント治療を考える                                            ー埋入中、埋入後のトラブルについてー 中尾伸宏先生                           インプラント治療を考える                                            ーインプラント埋入その前にー 山田潤一先生                                インプラント治療の修得を目指して 椋 秀雄先生                             顎顔面骨格レベルから不調和を持つと推測される口腔に対し                            咬合再構成を試みた一症例      椋 誠二 先生                                                   審美修復への取り組み                                              ~審美修復治療においての診査事項~ 鈴木宏樹先生                             審美修復への取り組み                                              ~補綴前処置としての歯周治療~ 瀬戸泰介先生                             審美修復への取り組み                                              ~支台築造の考慮と支台歯形成~ 西田健一郎先生                           審美修復への取り組み                                              ~プロビジョナルレストレーションと印象採得~ 原口尚大先生                       審美修復への取り組み                                               ~口腔内へ調和する補綴物製作を目指して~ 本田 覚先生                         審美修復への取り組み                                                ~最終補綴・長期安定を目指して~ 加茂 誠先生                            ポスター発表                                                   ソケットリフトにおけるsinusJO5使用法 樋口克彦先生                           テーブルクリニック                                                               インプラント時代における残存天然歯の保存処置とインプラント治療                    白石和仁先生                                                    時間短縮!sinusJO5を用いたソケットリフト 上田秀朗先生                       

発表された先生方本当にお疲れ様でした。皆さんの努力は素晴らしいと思いました。発表するには、自分の演題に対する"純粋な思い"が非常に大切だと感じました。最新の機器を使用することも確かに重要ですが"純粋な思い"に勝るものはないでしょう。

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図 JO5.jpg JO6.jpg上田先生考案のsinusJO5はソケットリフト時における骨補填材を無駄なく効率的に填入可能な画期的な器具です。特許を取得されています。        


第69回 九州歯科学会総会

  5/31日、九州歯科大学講堂で開催された第69回九州歯科学会総会に参加しました。学会は5/30土から行われており、九州歯科大学臨床歯周病研究会会長の牛島直文先生が「歯根膜から見えてくるもの」という演題で特別講演をされました。"歯を残すことは即ち、歯根膜をいかにして守るかにかかっている"という切り口から豊富な臨床例を提示しながら、歯内療法歯周療法再生療法MTM移植再植治療を解説されました。横田教授と私の捻転再植の臨床例も引用され非常に名誉なことでした。牛島先生ありがとうございました。また九歯大・欠損再構築准教授の有田先生が「熱可塑性ポリアミドナイロン製ノンクラスプデンチャーの臨床評価」という演題で発表され共同発表者として名前を出していただきました。ノンクラスプデンチャーは、咀嚼機能の回復は従来型に比較して優れており、その特性である弾性が負の影響を与えることはなかったということです。有田先生、これからもご指導宜しくお願いします。ありがとうございました。ポスター発表では千葉県館山市開業の山脇健史先生が「高度な骨吸収を有する下顎前歯部を保存しえた重度歯周炎患者の1症例 -その2-」、九歯大・歯周病学の中村友和先生が「Hopeless teeth保存への兆戦2 咬合力の強い患者における歯根セメント質破壊への対応」、同じく九歯大・歯周病学の守下昌輝先生が「予後不良歯への兆戦1 根分岐部病変へのエムドゲインと再植療法」という演題を発表されていました。どの発表も従来なら簡単に抜歯されていたケースですが、こだわりをもって歯の保存にチャレンジしていました。このインプラント全盛の時代に非常に貴重なことであると感じました。学会の最後にシンポジウム「小児歯科治療のエビデンスを探る-乳歯歯内治療、外傷、咬合誘導-」に参加しました。非常に充実した時間を過ごすことができました。来年も宜しくお願いします!

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第52回春季日本歯周病学会学術大会

 5/16土曜日に休診させていただいて、第52回春季歯周病学会学術大会に参加してきました。岡山のコンベンションセンターで行われました。盛りだくさんのプログラムでした。私が聞いた演題を列記します。

・歯科衛生士・コメディカルスタッフシンポジウム
「有病者・高齢者医療における歯科衛生士・コメディカルスタッフの役割」
・シンポジウムⅡ
健康国家への兆戦ー歯の健康力ー
・ランチョンセミナⅤ
患者さんに優しいインプラント治療とはなにか?
ー即時負荷インプラントと低侵襲組織再生治療のコンビネーションー
・認定医・専門医教育講演
歯周治療に積極的に取り入れる矯正治療とは
・臨床ポスター

学会場ではたくさんの知り合いの先生方にお会いすることが出来ました。
久しぶりに旧交を温めることが出来とても楽しかったです。
学会はたくさんの情報を得ることが出来ます。さらに懐かしい人に再会することもできます。


岡山の駅でお土産を見ていたらたくさんの種類のきび団子にびっくりしました。
きな粉風味のもの、アンコが入ったもの、カラフルな色のついたもの等がありました。結局、オーソドックスなきな粉風味のものを購入しました。

第52回秋季歯周病学会は10/10土~10/11日に宮崎観光ホテルで行われます。
是非また参加したいと思っています。


 

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10年先を見据えて~歯科界の光と影~

 4/5日、福岡県歯科医師会館で九州歯科大学同窓会主催の学術講演会に参加してきました。講演タイトル、講演者、抄録を紹介します。

10年先を見据えて~歯科界の光と影~

東京歯科大学教授 井上 孝 先生

抄録: 2009年2月7日(土曜日)、8日(日曜日)に第102回歯科医師国家試験が行われました。大学より卒業生の主任を仰せつかったため、指導に明け暮れたという感の強い1年でした。さて、今回の試験の出題形式では、本講演会のタイトルを表すかのような問題が多く出されたという印象で、限りなく医科系のイメージが強くなっています。講座関係単独の問題というより、基礎臨床を統合した問題が増え、摂食嚥下、医療安全、障害者歯科、老年歯科、そして内科的問題などが数多く出題されていたのが印象的でした。
 翻って、歯科医療を見てみますと、MTなる診断名により、欠損をいかにして修復するかに主眼が置かれ、診断に関わる検査や診断後の評価に用いる検査がなく、エビデンスを構築するための基盤を持っていなかったように思います。歯周ポケットがどのくらい深いのか、プローブで計測することを歯科では検査と呼んでいますが、それは病態を知る手段ではないとおもいます。一般外科の先生が皮膚に裂傷を起こした患者さんに行うでしょうか。消毒をして、細菌検査をして、
それにあう抗菌薬を投与するはずです。もし、筋肉まで損傷が及んでいれば、筋肉の創傷の治癒の悪さを考慮して縫合を工夫し、リハビリもするでしょう。すなわち、国家試験で問われはじめた問題は、歯科医療も医療であることを認識するようにと厚生労働省が言っているようにも思えます。
 このような状況にあって、歯科界でも、口腔疾患に関わる検査の開発、臨床現場への普及、検査値の標準化・標準値管理、検査・診断機器の開発、臨床検査会社との連携などを強力に推進する必要があると考えており、平成20年には日本口腔検査学会を立ち上げました。しかし、検査をして、診断名や治療方針が決まれば、今度は患者に説明する(医療面接、インフォームドコンセント)ことが重要になります。現実では、大学に入るために理科系のIQ(知能指数)のみで入
学した学生に、文科系のEQ(情動指数)を高めるために教育する必要がでています。いかに検査をして、病態と診断名が分かり、治療方針が決まっても、患者に接する説明態度が悪ければ、患者は満足しません。大学では今、OSCEなる新しい臨床評価機構ができ、模擬患者(ある疾患を装うボランティア)が活躍するようになりました。"どうなさいましたか"、と頬を押さえている模擬患者に"歯痛ですね"と共感を求めろと教えます。教官は"君は今患者に共感していなかった・・・"と学生を叱り、駄目の評価が下されることになります。自分は大学時代少林寺拳法部に所属していました。"井上、防具もってこい""井上、掃除しとけ""井上遅いぞ・""井上それじゃ駄目だ・・・"と天皇、神様、仏様の先輩たちの声が鳴り止まない道場でした。それでも試合で負けても先輩たちに怒られた記憶はありません。一生懸命行ったことに賞賛さえくれたものです。怪我をして試合に出られない人間に"怪我をした部分が痛いんだよね"などと聞く部員は一人もいません。"井上の分まで、俺が頑張るから・・・・"です。私見としては、OSCEをするなら、学生が全員運動部に所属すればよいとも思っています。これは冗談としても、教育結果(国家試験合格率など)が期待されている現在、教育の重要性を改めて考える今日この頃です。
 勿論、態度だけが良くても病態学を知らなければインフォームドコンセントはできません。病態学とは、疾病ににおける形態と機能および代謝の変化を研究する学問です。昨今話題となっているGTR、エムドゲイン、接着性レジンそしてインプラントなどは、病態論的に考えれば、如何に生体親和性が良くても非自己です。歯牙でも齲蝕や歯周病に罹患して、感染象牙質やセメント質となればその部位は非自己ですし、癌になれば生体が作り出した非自己です。非自己であれば生体はそれを排除するように働くのです。医療は、非自己を排除し、自己の治癒を妨げる因子を排除することに始まります。良かれと思って行う研磨剤を用いたポリッシングで、もし研磨剤がポケットに入れば、立派な異物を伴う病態になってしまいます。私は、この理論に基づき、排除されないために材料を開発し、再生または創傷の治癒を起こし生体を改善する研究を行っています。
 この度は、講演の機会を与えていただき、歯科医療の行く末などを考え、少しでも皆様方の日常臨床のお役に立てばと思い、現在・過去・未来の歯科について病態生理学的に、また臨床検査学的に考えてみたいと思います。さらに、医療の質の保証と患者の安全が医療安全の大前提ですが、そのためにも病態論と、それを治療するための検査をもう一度考えて頂きたく思います。何卒宜しくお願い申し上げます。

講演を聞いた後の感想を簡単に列記します。                        ・ 病態を把握するために検査を充実させることが非常に大切だと思いました。
・ 同時に、その検査に基づいてどのような診断がされ、どのような治療が選択さ   れ、行われていくのかを一連の流れとして示す必要があると思いました。
・ 10年後に歯科医療も医療であるということが示せる歯科界になることを願っています。

 


口腔ケア研修会

 3月28日(土)、小倉歯科医師会館で行われた口腔ケア研修会にスタッフ二人と 一緒に参加しました。演題・演者・講演抄録を紹介します。

3つのポイントで見る要介護高齢者への口腔ケア

大阪大学院歯学研究科 高次脳口腔機能学講座                                 無限責任中間法人 TOUCH 舘村 卓 先生

 救命医療の発達により、かつては致命的であった疾患から命は救われる人々の数は増加しています。しかしながら、致命的な疾患を有する前の状態にまで機能が回復し、社会復帰出来る人の数はいまだ少ないのが現状です。すなわち、救命率の上昇は、障害を保有している人々の増加を意味しています。社会参加を妨げる障害の一つが摂食嚥下障害です。
 臨床現場で、疾患治療後の急性期に呼吸路を守るためとの考えで非経口的代替栄養法 (チューブ栄養、TPN、PEG)が採用されます。しかしながら、このような処置が正確な嚥下機能についての評価を行わずに施されると、長期的にはむしろ栄養障害や嚥下障害を惹起することもあります。そのため、経口摂取の重要性があらためて認識されるようになりましたが、経口摂取機能を容易には回復できていないのが現状で、その対応が求められるようになっています。
 現在、摂食嚥下リハビリテーション学会では、成人では脳血管障害、小児では発達障害を嚥下障害の二大原因として扱い、とくに脳血管障害の急性期の終わりから回復期にかけての対応については、医科、歯科を問わず多くの成書が入手できるようになりました。しかしながら、それら多くの成書では方法論が紹介されていますが、生理学的根拠は説明しておらず、「誤魔化している」と思えるような記載もあり、「理論の無い方法論」のために、むしろリスクを増強しているかのように見える場合もあります。
 一般的に歯科医療者が急性期の脳血管障害の患者さんに対応することは少なく、むしろ救命後の維時期において退院し、施設や在宅で過ごす要介護高齢者の方々への「訪問診療」「訪問口腔ケア」の際に「嚥下障害」の問題に遭遇することが多いと思います。それは、口腔ケアが刺激性唾液を誘発すること、元来歯科医療が水を使う医療であるために、嚥下機能についての知識や診断、対応法が要求されるためです。しかしながら、このような人々への対応は、脳血管障害への対応法は有効ではなく、全く異なった概念が必要です。
 今回、1)呼吸路の安全性の確保、2)口腔咽頭機能の賦活、3)食事の調整をキーワードに、「現場の口腔生理学」によって考えてみたいと思います。

 小倉歯科医師会館がほぼ満席状態で、口腔ケアに対する関心が高いことを感じました。また歯科医師・歯科衛生士だけでなく栄養士さんもかなり来られているようでした。私は治療後、患者さんがどのように食事をしているのかを確認することがほとんど無いので、その必要性を強く感じました。また経鼻胃チューブを染め出すと、真赤になりプラークが付着しているのにはびっくりしました。今後も口腔ケアの勉強を継続していきます。           

 


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