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竹林直紀先生の現状分析

竹林直紀先生の現状分析

竹林 直紀
2月9日

日本の現状は、すでにピークアウトして感染者数、重症者数、死者数の減少傾向が続いています。この事実の解釈の仕方が、大きく二つに分かれているということになります。
一つは、マスクやソーシャルディスタンス、外出自粛、緊急事態宣言の効果が出てきたとする解釈。もう一つは、先の投稿で紹介した従来型コロナウィルスと同じ季節性の変動により、自然に収束し始めているという解釈。
前者の場合、隔離を中心とした感染症対策や緊急事態宣言を解除すれば、再び増加傾向に転じて第4波が起こるので、このままずっと継続すべきだということになります。また、新型コロナウィルスを抑え込まなければ経済は回復しないので、ワクチン接種も必須という主張がなされます。
後者の場合、緊急事態宣言を解除しても大丈夫であり、重症化リスクの高い人達と重症者に医療資源を集中した対策をすることで、この冬のシーズンは乗り切ることができるということになります。また、桁違いに重症者や死者数が多い欧米とは異なる日本では、何らかの免疫が獲得されている可能性が高く、中長期の有害事象についてはまだ未知数であるワクチンを、今の時点で実施すべきかもっと議論が必要と考えます。


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