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【プロパガンダ戦】

facebookからの記事の引用でございます

Chihiro Sato-Schuh

4月6日
【プロパガンダ戦】
日本が早朝になる時間になったら、ロシア軍がウクライナの住民を虐殺したというニュースは本当のことなのかと、何人かから問い合わせのメッセージが入ってきた。
そのニュースについては、ドンバスに行っているドイツ人ジャーナリスト、アリーナ・リップさんのサイトで見ていたから知っていた。ウクライナ軍がブチャというキエフに近い町で、虐殺された大量の遺体を発見したといって、遺体が転がる道路を走っている動画があり、それが昨日からネットに流れているという話だった。
これをロシア軍がやったとウクライナは言っているというのだけれど、この映像はどうもおかしい、と書いてあった。ロシア軍がブチャから撤退したのは3月30日のことで、それからすでに4日も経っている。それなのに、こんな風に道路上に遺体が放置されたままになっているはずがない。少なくとも、舗道の方に移動するくらいのことはするものだからだ。しかも、これは見るからに4日も経っている遺体のようには見えないという。硬直している風でもないし、死斑も出ていない。それに、傷口から出ている血がまだ固まりきっていないようだと。
ロシアのジャーナリスト、アレクサンダー・コツは、キエフ付近に1ヶ月ほど滞在していて、ロシア軍が撤退するまでのブチャの様子も見ていたと言って、即日記事をアップしていた。彼によれば、ロシア軍はキエフ付近に部隊の再編成か何かのために駐留していたけれど、占領していたわけではなかったのだそうだ。
住民は、ウクライナ政府のプロパガンダに洗脳されていたので、最初はロシア軍を警戒していた。だけど、徐々にロシア軍が危険ではないことを知ると、農作物をもってガソリンと物々交換しようとしたりし始めたそうだ。ロシア軍は住民に食料供給も行っていて、農作物は受け取らず、ガソリンをただで分けていたそうだ。
ロシア軍が撤退したのは30日のことで、それはトルコで行われた停戦交渉で、ロシアがキエフ付近の軍を引き揚げることを受け入れた翌日のことだった。その後、31日には、ブチャの市長アナトーリ・フェドルクが、町にはもうロシア軍はいないと動画メッセージを出していたのだそうだ。そこでは、手首を縛られて撃たれた住民のことなどは、何も言っていなかった。それなのに、それから3日経って、住民が虐殺されているのが発見されたというのだ。
これはマリウポリでやったのと同じで、キエフ政府が西側メディアに反ロシア感情を煽らせるためのプロパガンダだと、ロシア国防省は批判していた。
ところで、アレクサンダー・コツによれば、この虐殺はクライシス・アクターによる演技ではなくて、何とウクライナ軍が行なったことだというのだ。ロシア軍が撤退したあと、ウクライナ軍がやってきたのだけれど、そこでロシア軍とコラボした住民の魔女狩りが始まったのだと。
住民は、ロシア軍がいたときに、敵ではないことを示すために白い帯を腕に巻いていたのだけれど、ウクライナ軍は白い帯をつけた住民を敵とみなして、撃ち殺し始めたというのだ。実際に、白い帯を腕につけた遺体が画像に写っており、そのことからしても、ロシア軍がやったのではないのははっきりする。また、親ウクライナを示すには、青い帯を腕に巻いているのだけれど、この青い腕章をつけていない住民は撃ち殺してもいい、ウクライナ兵が話している動画がネットで拡散されていたりもした。
駐イギリスのロシア大使ワシリー・ネベンスカは、4日に記者会見を行なって、ロシア軍がブチャにいた間は、住民は誰一人犠牲になどなってはいない、と断言していた。ロシア軍がいた間は、町は封鎖されていなかったし、誰でもネットが使える状態だった。何かあったのなら、伝わっているはずだという。
おまけに、ロシアはただちに国連安全保障理事会に話し合いを要求したのに、イギリスがこれを阻止してしまったのだという。西側のメディアと政府とが、ロシアが虐殺を行なっていると大声で主張する一方で、当のロシアには発言させまいとしているのだ。
ところで、「最初の発見」として昨日出回っていた動画をシェアしようとしたら、動画自体にアルゴリスムがかかっているらしく、ダウンロードして貼りつけたのにもかかわらず、「不適切な画像」ということで、見えないようにされていた。昨日はロシアが虐殺を行った証拠として、ネットで盛んにシェアされていた動画なのに、フェイクなのが暴かれたからなのか、今度は隠そうと必死になっているらしい。アレクサンダー・コツの記事も、リンクにアルゴリスムがかかっていて、シェアできないようになっていた。どうやらよほど知られては困る内容ならしい。
米国防総省は、ブチャの虐殺にロシア軍が関与したということを確認できない、と4日に発表したということをロイターが伝えていた。ところが、これを報道した新聞のサイトを見ると、「ロシア軍に責任があること『明確』」とタイトルが書き換えられていた。検索サイトには、「プチャ殺害のロシア関与確認できず」となっているのに、中のタイトルだけが変えられているのだ。それも、どのニュースサイトもみんな同じように書き換えられていた。
今に始まったことではないけれど、主流メディアというのは、独自に調べたり分析したりして、報道しているわけではないのだ。前はそれが当たり前だったけれど、今はもうそんなことはしていないらしい。どこからか来た指示通りに、何でも書いているだけなのだ。こんな風に、黒から白へと一瞬のうちに塗り替えられてしまうのだから。
それにしても、ロシア軍が去ったあとに住民を虐殺するなんて、いったい何だってそんなことをしたものだろう? ウクライナのアゾフ軍は、もう8年も前からドンバスで住民を虐殺しているのだから、不思議もないといえば不思議もないかもしれない。だけど、これは最初からロシアの仕業として宣伝するために、あえてやったことのようにも思える。
ロシアがキエフ付近の町で住民を虐殺したといったら、やっぱりロシアは残虐なのだという印象を強烈に世界中に与えることができるからだ。まさにそれをねらって行われたことなのじゃないかとも思える。
それというのも、西側諸国はロシアへの経済制裁をと求められているのだけれど、ヨーロッパはロシアのガスや鉱物なしには経済が成り立たないので、経済制裁から降りる国が続出しそうな状況になっているからだ。おまけに、4月からロシアはガスをルーブルだけで売ることに決めたのだけれど、そうなると米ドルの価値は下がり、ルーブルが急上昇することになる。これまでずっと守られてきた米ドルの絶対的優位が、ついに崩れることになる。
その事態を防ぐために、何かしら経済制裁の必要性をアピールするできごとが、大急ぎで必要だったのじゃないかという気がする。それも、強いインパクトを与えるような、何か強烈なできごとがだ。
戦争が始まってから1ヶ月以上が経ち、ウクライナ政府がナチ化していることも、ドンバスで行なっている虐殺行為のことも、SNSを通して伝わっていっている。主流メディアで反ロシアの大々的なキャンペーンを行なって、しばらくの間は皆がそれを信じていたけれど、それもだんだんもたなくなってきている。7割の人は主流メディアを信じて、ロシアが悪いと思い込んでいるにしても、他の何割かの人は、ウクライナがどういうことになっているのかを知り、ロシアへの関心が却って高まってきていたりもする。米ドルの一極支配が崩れたことに喝采して、プーチンの人気が高まっているのもまた事実だ。
ちょうど3日の日曜日には、何とロシアを応援する自家用車のコンヴォイが、ベルリンで行われたのだ。「ロシアを憎むのをやめて!」とそれぞれにロシアの国旗やロシア連邦共和国の旗を掲げて、5000台の車が参加したそうだ。ドイツにはロシア系の人がたくさん住んでいるけれど、反ロシアのキャンペーンが激しくなり、ロシア系だというだけで攻撃されたり、さまざまな差別を受けるようなことになっている。このロシア差別に抗議するデモが行われたのだ。
パンデミックでも、一番最初に大きなデモが行われたのは、ベルリンだった。それが、ウクライナの戦争が始まってから一ヶ月ほどで、このようなデモが行われるというのは、注目に価する。米英のグローバリストたちが主流メディアを操って、人々を思い通りに動かそうとしても、私たちはSNSで情報を拡散して、メディアの誘導に流されないように抵抗している。
今回のブチャの虐殺のニュースでも、翌日にはもうフェイクなのがわかって、自分で拡散していた動画も隠さなければならなくなっているのだ。パンデミックを通して、こうした情報を拡散していくネットワークもすでにできていて、このスピードはますます早くなったようだ。
パンデミックのときには、政府がみんなして国民を犠牲にするなんて、そんなことがあるわけがないと思っている人が多かった。与党も野党もみんな取り込まれているということも、どのメディアもみんな同じところに操作されているというのも、なかなか信じられなかった。それはあまりにショックなことだったから、受け入れるのには長い時間がかかった。
だけど私たちはもう、メディアと政府が一緒になって人々を誘導して、罠にかけようとするのを知っている。だから、2度目にはこのスピードはもっと早くなる。SNSで戦っている私たちは、いわば社会の抗体のようなものだと思う。もう敵を知っているから、いち早く危険をかぎつけて、情報を探し、拡散することができる。そうやって、私たちは罠にかからないようになっていく。そうやって私たちは、社会の免疫とでも言うべきものをつけていっている。
それにしても、これがウクライナとロシアの問題などではないのが、いよいよくっきりと見えてきたようだ。ロシアとアメリカの問題でさえない。これは、グローバリストとそれに犠牲にされる私たち世界中の人々の間に繰り広げられる、プロパガンダ戦なのだ。彼らはメディアを使って、恐怖や憎悪や罪の意識を掻き立てて、私たちを操作しようとする。私たちは、メディアの嘘を見破って、情報を拡散し、プロパガンダにだまされないように抵抗する。
いったいいつまでこんな追いかけっこが続くのかわからないけれど、とにかく私たちはそれによって確実に免疫力を増していることだけは確かだ。そしてそれは、私たち一人一人が自律的に考えて行動する力をつけることで、メディアのプロパガンダで支配されない世界ができるためには、不可欠なプロセスなのだと思う。


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