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第35回 北地区・北九州歯科医学会

 

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 2月15日(日)に第35回北地区・北九州歯科医学会が北九州国際会議場で開かれました。幸運にも私は、八幡歯科医師会会員として発表の機会を得ることが出来ました。関係者の皆様、ありがとうございました。抄録を紹介します。

           歯周治療に魅せられて
    -先入観・固定観念を打破してくれた症例-
 
 現在の歯周治療はGTR法やエムドゲイン等による再生療法、補綴やインプラントを絡めた歯周形成外科などが講演会や誌上で脚光を浴びています。これらの処置は、目を奪われるような治療結果を提供してくれ、臨床家の憧れの的です。
これは歯周治療の華やかな側面でしょう。一方、派手な処置ではありませんが、適切な診断や長期的かつ確実な歯周基本治療は、
再生療法にひけをとらない結果に結びつくことがあります。              これは地味ではありますが、歯周治療の本質的な部分であり、
一般臨床家にとっては、患者さんとの信頼関係を構築するために           非常に重要な要素となります。また、良好な状態に歯周組織が管理された場合、矯正治療の併用は、歯周組織の改善をもたらすことがあります。
今回の発表では、私の臨床における先入観・固定観念を打破してくれた3つの 症例を供覧していただき、皆様のご批判・ご指導を仰ぎたいと思います。     さらに、本学会のテーマが「歯科医療の基本に立ち返る」ということから、歯周治療を通して、「歯科医療の基本とは何か」ということも考えてみたいと思います。        

 下の写真は講演の時のものです。最初は原稿を読んでいたのですが、無意識のうちに演台から離れて話をしていました。30分はあっという間に過ぎてしまいました。終わってホッとしました。

 


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