田代歯科医院ブログ
今年最初の講演会
1/18日曜日、筒井塾主催の「スプリント・矯正床装置 臨床応用 ~全身の中での最適な下顎位~」の講習会に参加しました。 場所は、兵庫県歯科医師会館でありました。
前日、黒崎部会の新年会が「はつしろ」でありましたが、始発の新幹線で新神戸まで行きました。新神戸からは、地下鉄西神・山手線で県庁前まで行きました。そこから徒歩で坂を上りながら、兵庫県歯科医師会館まで約10~15分ぐらいで着きました。朝早かったせいもありますが、新神戸に着いた時は、寒いと感じました。また地下鉄の中では、当たり前ですが、話している人が関西弁だったので、ちょっと新鮮でした。講演は1時間の昼休みをはさんで、10:00~16:30ぐらいまで行われました。長期の臨床例から導き出される原理・原則は説得力がありました。また長時間にもかかわらず、講演を一人でされた照子先生のパワーは素晴らしいと感じました。
講演の内容で重要だと感じたことを列記します。
・崩壊の道がたどれないと、治癒への道はたどれない。
・元の形・位置に戻す→原因を取り除くと生体は戻る。
・下顎が後方に押し込まれる時のサイン
・上顎骨が変位している場合は、治るまで時間がかかる。
五大禁忌
1. Vertical Dimensionを低くすること。
2. 上顎・下顎を後方に、押し込むこと。
3. 歯列を狭窄させること。
4. 顎関節に負荷をかけること。
5. 歯列・歯牙単位ではまりこむこと。
オクルーザルスプリント→グライディング→ルーズな咬合
スタビリゼーションスプリント→クレンチング→はまり込み
咬合と下顎位は奥がとても深いので継続的な勉強が必要だと痛感しました。
田代歯科医院
福岡県北九州市八幡西区藤田2丁目4
TEL093-621-5287
(田代歯科医院) 2009.01.30 19:15 個別ページ | コメント(0)
アホは神の望み
今年から、私が読んで面白かったり、納得したり、感動したりした本を紹介していきたいと思います。(かなり、独断と偏見がありますが、ご容赦ください) 記念すべき初回は、村上和雄先生の「アホは神の望み」です。村上先生を知らない方は、このタイトルを見たら一瞬、神様を冒涜しているのではないかと思うかもしれません。しかし、まずプロローグを読んでみてください。「笑い」が体や精神に及ぼす影響をユーモアを交えながら、面白可笑しく、実は鋭く分析されています。読み進めていくうちに、様々なキーワードに遭遇します。 例えば、「Stay hungry,stay foolish」「ナイトサイエンス」「サムシング・グレイト」等、生きていく上で、とても参考になることがたくさんあります。思わず村上ワールドに引き込まれてしまいます。一言でこの本を要約すると、「宗教と科学を融合した本」 ではないかと感じました。
田代歯科医院
福岡県北九州市八幡西区藤田2丁目4
TEL093-621-5287
(田代歯科医院) 2009.01.24 13:50 個別ページ | コメント(0)
今年も宜しくお願いします!
ちょっと遅れましたが新年明けましておめでとうございます。スタッフ一同、明るく、元気に、仲良く、患者さんのために仕事をしていきます。どうぞ今年も田代歯科医院を宜しくお願いします。
下の写真は、伊勢神宮の皇大神宮(内宮) の鳥居から登る日の出だそうです。 素敵ですね。日の出を見ると気持ちが新たになります。
(田代歯科医院) 2009.01.06 7:30 個別ページ | コメント(0)
上田塾12月例会
今日は12/25(木)に行われた上田塾12月例会の報告をします。
最初に森先生からKIG特別講演会のお知らせがありました。
演題:「予知性と審美性を考慮したImmediate Loadingのガイドライン」
講師:堀内克啓 先生
日時:平成21年1月17日(土曜日)14:00~18:00
会場:小倉歯科医師会館
受講料:3000円
抄読会:「結合組織を用いたエンベロープテクニックによる根面被覆術の 長期経過観察:20症例の報告」
文献:Int J Periodontics Restrative Dent 2007;28:19-27
発表者:博多歯科クリニック 郡家裕人 先生
結論:ベースライン時のMillerの分類のクラスが上がるほど、
根面の完全な被覆ないし部分的な被覆が達成される可能性が低くなる。
討論話題
・犬歯の結果が良好な理由
・Miller3.4級に対する結果を良好にする方法は無いのか?
症例発表1
演題「炎症と力によって引き起こされた典型的な臼歯部咬合崩壊の症例 ~多くの反省を踏まえて~」
発表者:山口市開業 むくのき歯科医院 院長 椋 誠二 先生
討論話題
・プロビジョナルレストレーションのゴールとは?
・ファイナルをどこから行うのか?
・カーブオブスピーの付与方法
・咬合崩壊のメカニズム
症例発表2
演題「日常臨床」
発表者:白石歯科医院 瀬戸泰介 先生
討論話題
・動揺歯の連結方法
・連結範囲の決定方法
・自然挺出の方法
・最終補綴後の動揺
座長:博多歯科クリニック 山田潤一 先生 司会進行:浅尾歯科医院 浅尾 武 先生
1月の例会は上田先生がドイツで発表のためお休みです。
(田代歯科医院) 2008.12.30 16:29 個別ページ | コメント(0)
JACD冬の例会
12月21日(日)に株式会社ヨシダ九州支店(福岡営業所)でJACD冬の例会がありました。当日の内容を紹介します。
司会進行:高村聖一 先生
開会挨拶 平野健一郎 先生 JACD主宰 筒井照子 先生
第1題 「咬合と姿勢をふまえた包括歯科臨床-10年先の健康を考える-」
発表者:武内久幸 先生 座長 高村聖一 先生
第2題「包括歯科臨床-ツツイズムを追い求めて-」
発表者:中条伸哉 先生 座長:三橋哲哉 先生
第3題「見えてなかった力のコントロール」
発表者:木下俊克 先生 座長:JACD会長 上田秀朗 先生
第4題「現場で役立つ顎関節の臨床」
発表者:平野健一郎 先生 座長:JACD副会長 国賀 就一郎 先生
閉会挨拶:JACD会長 上田秀朗 先生
皆さん、素晴らしい発表で各先生方の臨床に対する強い情熱を感じました。
また正常咬合の診断・育成・回復・管理が非常に重要だと痛感しました。
例会後、博多駅筑紫口のホテルクリオコート博多2F円座で忘年会がありました。
ビール・焼酎・焼き鳥を共に懇親を深め合いました。
田代歯科医院
福岡県北九州市八幡西区藤田2丁目4
TEL093-621-5287
(田代歯科医院) 2008.12.28 18:25 個別ページ | コメント(0)
ノンクラスプデンチャー講演会
10/26日曜日の午後、博多の八重洲博多ビル3FでKデンタル(代表取締役 中嶋康雄)の方たちとノンクラスプデンチャーと歯周病に関する講演会を行いました。20名以上の開業医の方が参加してくれました。
中嶋社長の挨拶の後、私が歯周病のことと実際のノンクラスプデンチャーを装着された患者さんの話をしました。次に、中嶋社長がノンクラスプデンチャーの特徴・製作過程や最近の歯科技工のトピックについて話をされました。約3時間の講演会でしたが、あっという間に時間が過ぎてしまいました。質疑応答も活発にかわされて、自分では気がつかないことを教えてもらいました。
講演会後、博多の”手羽屋”で打ち上げを行いました。鳥料理と魚料理に舌鼓をうちながら、ノンクラスプデンチャーの魅力や今後のことで話が盛り上がりました。
このような場を設定してくださった中嶋社長に感謝です。また参加された先生方にも感謝です。有意義な時間ありがとうございました!
ノンクラスプデンチャーについてはKデンタルと田代歯科のホームページに説明があります。興味のある方は、参考にされてみて下さい。
上の写真は、講演会後の記念撮影です。向かって左から、梅田さん、中嶋社長、私、新洞さんです。みんなホットしています。
田代歯科医院
福岡県北九州市八幡西区藤田2丁目4
TEL093-621-5287
(田代歯科医院) 2008.10.28 17:23 個別ページ | コメント(0)
田代歯科医院のご近所さん
田代歯科医院のもう一方のお隣さんは、蓬莱飯店という中華料理屋さんです。台湾出身のおじさんと肝っ玉母さんのようなおばさんが本格的台湾料理を作ってくれます。黄色い看板が目印です。
うちの子供たちは、ぎょうざ、豚天、チャーハンが大好物です。ちなみに私は、軟らかく煮てある豚足と竹の皮に包んであるチマキがお気に入りです。一度食べれば病みつきになる魅力があります。
私が開業してからおじさんとおばさんにはとても優しくしてもらっています。感謝しています。これからも健康に気をつけて、出来るだけ永く蓬莱飯店の味を守ってください!!
と原稿を書いていたのですが、今朝、閉店の挨拶文が貼ってありました。
とても残念で寂しい気持ちですが、子供たちと楽しく食事した想い出は一生心の中にあります。47年間ご苦労様でした。本当にありがとうございました。
(田代歯科医院) 2008.10.20 13:53 個別ページ | コメント(0)
口腔保健フォーラム
10/12 日曜日に九州歯科大学で行われた口腔保健フォーラムに参加してきました。内容は『超高齢社会における歯科医療・口腔保健のこれからを考える-全身の健康と口腔保健-』という演題に対して4人の専門家(大学教授2名・開業医2名)がそれぞれの立場で講演をしてくれました。
まず口腔内の健康が全身に影響を及ぼすということを再確認することができました。開業医として、さまざまな研究の結果が何を意味するのかを理解し、臨床の現場でどのようにフィードバックできるかということを考え、実践していくことが必要だと感じました。 研究者と臨床家の相互理解・信頼が、今後の超高齢社会をよりよくするためには必須だと思いました。
また二十数年ぶりに学生時代にお世話になった高江洲名誉教授と再会することができました。挨拶に行ったら、覚えていてくれて感激しました。
“To be changed or not to be changed. That is the question.” これは学生時代、高江洲教授が教えてくれた名言です。今でも大切にしています。
二十数年前の学生時代の記憶が蘇り、不思議な感じがしました。
(田代歯科医院) 2008.10.14 19:11 個別ページ | コメント(0)
田代歯科医院のご近所さん
田代歯科医院の3号線側の隣には、シロヤというパン屋さんがあります。年末と年始ぐらいしかお休みが無く、朝の7時から夜の7時(パンが売れてしまったら早くしまります)まで営業しています。創業は昭和39年だそうです。私は小さい頃からシロヤさんのパンを食べて育ってきました。(そのため育ちすぎてしまい、身長が184.5センチになりました。)ここで私の中でのベスト3を紹介します。
第三位 キングパン(今はメロンパンと名前が変わっています)
このパンはとても柔らかく上部ににある薄皮の感触が独特です。食べ盛りの頃、牛乳と一緒にこのパンを軽く三口で食べていました。(今はそのようなことはしませんが・・・)
第二位 ミルクパン
上部にシナモンがふってあって、中には練乳が入っています。ひとつのパンで2つの味が楽しめます。私の母も好きでした。紅茶とよく合います。
第1位 サニーパン
なんと言っても、シロヤと言えばサニーパンです。ちょっと固めの生地の中に練乳が入っています。この相性が抜群です。しかし、食べる方向を間違えると、練乳が流出してくることがあります。また、日がたっても焼いて食べると違った味わいになります。
まだまだ他にも美味しいパンがたくさんあります。皆さんも是非、食べてみてください!
(田代歯科医院) 2008.10.13 18:36 個別ページ | コメント(0)
黒崎で最初にできた歯科医院です!
田代歯科医院の田代芳之です。当医院は私の祖父田代芳鉄が大正15年(昭和元年)に開業しました。 その後、父喜久夫、私と3代に渡ってこの地で歯科医業を営んでいます。
“医療は患者さんのためにある“をモットーにしており、患者さんとのコミュニケーションを大切にしています。 このブログは皆様とのコミュニケーションを深めるために、歯科医療やその他いろいろなことについお伝えしていきたいと思っています。
写真は開業当初の看板と現在の田代歯科の外観です。昔の看板は待合室に飾ってあります。時々眺めると、なんだか祖父と父に見守られているような気がします。 次回は、田代歯科医院のご近所さんを紹介していきます。 どうぞ宜しくお願いします。
(田代歯科医院) 2008.10.06 19:27 個別ページ | コメント(0)