• 田代歯科
  • 田代歯科
  • 田代歯科
  • 田代歯科

アーカイブ

田代歯科医院ブログ

歯科は除く•••。

歯科は除く•••。訂正されています。コメントを参照して下さい。申し訳ありませんでした。

<下記画像をクリックしますと詳細をご覧いただけます>


状況に合わせて対応していく事が大切だと思います

この指針を参考にし、状況に合わせて対応していく事が大切だと思います。

<詳しくは こちら からご覧いただけます>


抗体検査中間報告

抗体検査中間報告。本間先生、有難うございます。

 

 

本間真二郎

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連の速報です!!

『世界初の健康人を対象にした抗体検査の中間報告が出ました』

ドイツのガングルト町(人口12529人)の約1000人(2月15日の時点)に対して行った結果です。
https://www.land.nrw/…/zwischenergebnis_covid19_case_study_…

https://www.land.nrw/…/uebergabe-erster-zwischenergebnisse-…

この検査は(IgG)抗体をもつかどうか(つまりすでに感染しているかどうか)をみたものです。この検査の特異度(間違えない率のことで正確には陰性の人を間違えて陽性にしない率)は99%以上とのことです。

・結果は全体の約14%が(IgG)抗体陽性でした。
・PCR検査の陽性者は2%です。
・両方合わせて、(重複を除いて)全住民の約15%がすでに新型コロナウイルスに感染していることが明らかになりました。

この結果から計算される致命率は約0.37%です。
この時期のドイツ全体の正式な致命率(日本と同様にPCR検査により確認された)の報告は1.98%です。
つまり、本当の致命率は現在発表されている正式な報告の1/5以下になります。致命率はその病気の重症度の最も重要な目安になります。

注意すべき点は、
・この報告は中間報告(全体の約半分)である
・速報なので細かい数字や内容などは不明
・調査は継続中であり、正式な報告は後で出てくる
・小さな一つの町での調査であり、ドイツ全体(さらに日本に)にそのままは当てはめることはできない

以上のことを考慮しても、明らかに言えることは
・COVID-19の正確な致命率は現在の正式な報告より大幅に低い
・不顕性感染がとても多い
・すでに多くの人が感染し、無症状のまま治っている可能性がある
(PCR陽性者が少ないのは、すでに過去の感染だからです)

前回の記事にも書きましたが、抗体検査の結果によっては、大きな不安を除くことになると思います。さらに、今やっている対策のほとんどすべてが実は不要になる可能性もあります。現在、何よりも必要なのは、冷静になるための安心感だと思います。

・今回の記事と同様の内容の私の記事は以下になります。
『一刻も早い抗体検査による大規模調査を希望します!!』
https://www.facebook.com/shinjiro.homma/posts/2660942120897457
・抗体関係の私の他の記事は以下になります。
『COVID-19に対する抗体検査が、あらゆる問題解決の糸口になる!』
https://www.facebook.com/shinjiro.homma/posts/2658527991138870
『抗体検査は免疫がついているかどうかの判定に使わない方がいいという意見に対して』
https://www.facebook.com/shinjiro.homma/posts/2661809647477371
『アメリカで開始!日本でもやはり1日も早い大規模な抗体検査を希望します』
https://www.facebook.com/shinjiro.homma/posts/2667980716860264
・これまでに書いた記事のまとめは以下を参照してください。
https://www.facebook.com/shinjiro.homma/posts/2641620056162997


事実解明を望みます

事実解明を望みます。

<下記画像をクリックしますと詳細をご覧いただけます>


SARSとMERS

SARSとMERS

<詳しくは こちら からご覧いただけます>


歯科医院における新型コロナウイルス感染症対策

歯科医院における新型コロナウイルス感染症対策。

<詳しくは こちら からご覧いただけます>


補綴臨床の緊急寄稿です

補綴臨床の緊急寄稿です。ご好意に感謝です。

<詳しくは こちら からご覧いただけます>


神奈川県医師会会長のメッセージ

神奈川県医師会会長のメッセージです。

<詳しくは こちら からご覧いただけます>


家にいて!

家にいて!

<下記画像をクリックしますと詳細をご覧いただけます>


日本でも抗体検査が始まることを期待しています。

日本でも抗体検査が始まることを期待しています。本間先生、有難うございます。

 

 

本間真二郎

『アメリカで開始!日本でもやはり1日も早い大規模な抗体検査を希望します』

これまでに書いた記事のまとめは以下を参照してください。
https://www.facebook.com/shinjiro.homma/posts/2641620056162997

ついに、アメリカでは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の抗体検査が始まります。
https://www.nikkei.com/artic…/DGXMZO57960600R10C20A4MM8000/…

トランプ米大統領は10日の記者会見で、米国のCOVID-19感染による死者数が最低10万人とした(政府の)予測を「大幅に」下回るだろうとも指摘しています!!

つまり、例年の季節性インフルエンザ(毎年全米で4~6万人が亡くなります)よりも死亡者はかなり少なくなるだろうということです(抗体検査によりCOVID-19の実体がよりはっきりわかります)。

今後どのように推移するのかわかりませんが、いずれにしても、日本でも検査ができる体制を整え、早急に大規模な調査をして欲しいと思います。

ただ抗体検査といっても注意すべきことがたくさんありますので、今回はその点を記事にまとめました。

まず、抗体検査では以下のように非常にたくさんのことがわかります。逆に言えば、詳しい抗体検査をしなければ、COVID-19の実体はほとんどわからないままと言っていいと思います。

①現時点での抗体を持っている人の数、割合
・どのくらいの人がすでに感染しているのか?
・不顕性感染(感染しても症状が出ない人)がどのくらいあるのか?
・すでに昨年末から日本に入って来ているという説は本当か?
・つまり、多くの人が感染していて、すでに抗体を持っているのか?
・感染しているのなら、どの型か(S,L型? A,B,C型? 下記参照)
②抗体ができないウイルスなのではないのか?
・抗体自体ができない?
・普通の抗体はできても中和抗体(下記参照)はできない?
③抗体が長続きしない?
・どのくらい長く抗体が残り、有効なのか?
④抗体を持っている人は別の型のウイルスにも効果があるのか?
⑤抗体を持っている人の方が別の型のウイルスの感染で重症化する(ADE=抗体依存性感染増強という病態がある)可能性があるのか?
⑥治る過程と抗体の関係
・抗体が病気の改善に関係しているのか?
・関係しているのなら、どの抗体が、どの程度あればいいのか?
・関係していないのなら、なぜか?
⑦重症化と抗体の関係
・重症例と軽症例での抗体のでき方の違い
・重症化での抗体の推移
・重症化での抗体の役割
⑧持続感染、潜伏感染、再感染、再燃があるのかどうか?
・これらと抗体、中和抗体との関係
・ 更には遺伝子配列(シークエンス)の違いも(これは抗体検査ではありません)
⑨抗体と感染予防
・どの抗体がどの程度あれば感染しないか、人にうつさないか?
・つまり、職場や活動の再開の目安をどう考えるか
・・・

次に抗体検査にあたって知っておいた方がいいと思われることをまとめます。
①何を使って測定するのか 検査の感度と特異度は?
簡易キットを使うのか、実験室レベルの詳細な測定をするのかということです。簡易キットは安価で、すでに使えるものがありますが、下記の通りより詳しい検査が必要だと思います。

検査における感度、特異度とは簡単には「みのがさない能力」と「間違えない能力」のことです。なるべく両方共に優れている検査がもちろん理想ですが、どの程度であるかがわかっていることが大切です。

②何を測るのか IgG、IgM、中和抗体、その他
IgGは、感染したことがあるのかどうかがわかります。
IgMは今、感染中であるのかどうかがわかります。
中和抗体は、免疫がある(かからず、うつさない)かどうかがわかります。

これらのいずれも計れる検査法が望まれます。できない場合、その検査で何を測定しているかを理解していることが大切です。

③陽性、陰性だけをみるのか、定性するのか、定量するのか
陽性か陰性とは、あるかないかという意味です −か+
定性とは、抗体の量の大体の目安です −、±、+、++、+++など
定量とは、抗体の量の値です 4倍、256倍など

30分程ですぐに結果が出る簡易キットでは通常、陽性か陰性、あるいは定性検査になります。実験室レベルでは、定量までできます。
COVID-19の詳しい解析には、定量までできるものが必須になります。診断するだけなら陽性/陰性の区別で十分になります。

④どの型のウイルスを検査しているのか
以前より、新型コロナウイルスにはS型とL型があることがわかっています。数日前の報告では、すでに3種類ABC型があり、さらに細かくたくさんの種類のウイルスに変異していることがわかります。
https://nazology.net/archives/56349…

これらのどれを測るのか、個別に測るのか、すべていっぺんに測るのかということです。それぞれのウイルスに対する抗体を個別に測れるのかいいでしょう。診断するだけならすべてをいっぺんに計れるものが良いものになります。

⑤どのタイミングで測るのか 今、1ヶ月後、1年以上後・・・
通常、抗体検査を使った大規模な疫学調査は、流行から数ヶ月以上たってから検査するのですが、今回のCOVID-19では、今(なるべく早く)測っておくことも重要だと思います。さらに定期的に追加検査も必要でしょう。

⑥誰の抗体を測るのか 健康者、患者、感染後の人
患者を診断するだけなら簡易キットで十分です。詳しい解析にはできるだけ多くの健康者(全年齢層を含んだ)の検査をする必要があります。

まとめると、COVID-19の実体を解明するための抗体検査は①IgG、IgM、中和抗体のいずれも検査でき②陽性、陰性、定性の簡易検査ではなく、定量が可能で③すべての型を個別で計れるものが必要です。さらに、抗体検査で、④今なるべく早くとその後の定期的な抗体検査を⑤患者だけでなく、健康者を含めた大規模数のスクリーニングで行うのが良いと思います。

抗体検査の結果によっては、大きな不安を除くことになると思いますし、今やっている対策のほとんどすべてが実は不要になる可能性もあります。現在、何よりも必要なのは、冷静になるための安心感ではないしょうか?


このページのトップへ